おしごと -波佐見焼のお仕事内容-

【機械ロクロのおしごと】

  波佐見焼の仕事に就いて42年。機械ロクロを使用した生地作りを行う溝口さんに、おしごとの話を伺いました。

機械ロクロの写真

《機械ロクロとは》

  電気モーターで回転させる台に石膏型をセットし、坏土をコテで抑えながら形づくる方法です。皿やボウルなどを同一形状で大量に生産したい場合に、このような成形方法が採用されます。


#1 まずはコテづくり

  刃金をグラインダーやヤスリで削り、器の大きさや形状に合わせたコテを自作します。このコテの仕上がりで、焼き上がりの良し悪しが決まるといっても過言ではありません。

#2 だぼ(土台)づくり

  型・コテに合わせただぼ(土台)を作ります。

#3 生地づくり

  いよいよ生地づくり。電気モーターで回転させる台に石膏型をセットし、坏土をコテで抑えながら成形します。熟練した職人であれば、1時間に70個もの飯碗を作ることができるそうです。



【Point】

  機械ろくろは、小さな盃から30㎝以上の皿まで成形することができますが、大きくなればなるほど難しくなります。


#4 仕上げ

  成形品を型から外し、縁や高台の削り仕上げを行います。飯碗であれば持ちやすくするために高台を削り込み、唇が触れる縁は優しく・薄く・滑らかに仕上げなければいけません。また商品によっては、指で凹みを加えるなどして表情をつける場合もあります。

【機械ろくろのプロフェッショナル!】

  溝口明さん

溝口明さんの写真

  19歳で機械ろくろの道に入り、42年もの歳月を生地屋一筋で歩んできた溝口さん。お父さんが営んでいた作業場を継ぎ、ひとりで作業をされています。 「ものによって、土も形もいっちょいっちょ違う。常に初心者でおらんといかん。」と溝口さん。要望やニュアンスをくみ取る力と丁寧な仕事ぶりが評価され、窯元からの依頼が絶えません。この仕事の好きなところは?の質問には「好きとかじゃなく、ひとりで気ままに仕事ができるから楽(笑)」とのこと。真面目に取り組めば、2・3年で職人になれるそうです。


プロフィール

昭和30年4月25日生まれ 


波佐見焼を作る

おしごと


【陶土屋】


【生地屋】

・鋳込み

・キカイロクロ

・圧力鋳込み

・手ろくろ


【窯元】


【商社】